思い返せば10年前 友人からの一本の電話
「みちるは飛行機乗れないからだめだろうけどだったら誰かエリザベート10周年のガラコンでウィーンに行く人いないかなぁ?」
考える間もなく即答でした。
「いや私行くから!」
当時の夫が目を剥いていました(苦笑)
そして今年 ウィーンに行っちゃろと思っていたら・・・向こうが来てしまいました(再び苦笑)
前回の来日版で日本で上演するほうがいろいろ美味しいと気がついちゃったんだろうなぁ
オケボックスはなくオーケストラは舞台真ん中に、それを囲むように左右に階段そして前後にステージと言う装置
セットらしいものといえばたまに出てくる椅子と机?
とてもうまく生かしていました。
キャストが素晴らしいなんて今更いうことも無いですね
一番の衝撃は…「愛と死の輪舞」の採用でしょう
プログラムの小池修一郎の寄稿文によると今年からということですが、この曲にドイツ語の歌詞がつく日が(いや元々ついていたのか?)来るとは思っていませんでした。
言うまでもなくこの曲は宝塚版、というか一路真輝のために書き下ろされた曲で16年目にしてウィーン採用ですよ!
しかもデュエットソングになってる!!
いや~びっくりしました。
プログラムの曲リストには無く歌詞の方には載っているという不思議な状態でなんじゃこりゃだったのですが間に合わなかったのかな?
プログラムといえば本日(10月31日)千秋楽にもかかわらず前日で売り切れですよあなた。
昨日入場直後に買っておいてよかったε-(´∀`*)ホッ
ちょっと気になっちゃったのが…
なんというか 観客に媚びていません?
うーんなんといえばいいのか難しいのですが。
闇が広がるの字幕及びプログラムの訳が「闇が広がっていく」記憶が確かなら前回の来日の時はまだ「影が長くなる」だったような?
このへん記憶にある方フォロー願います。
しかも歌のラストの字幕がそのまんま
「闇が広がる 皇帝ルドルフは立ち上がる」
でした。
うーんこれって翻訳じゃなくて小池さんの作詞だったよね?
あとカーテンコールでルキーニとトートが歌ったりとか・これは宝塚の影響?
なんかカーテンコールの音楽の流れがブチブチで気持ちが悪かったです。
盛り上がってはいたけど(^^;
フラウ・ヴォルフかマダム・ヴォルフかというのも気になりましたねぇ
Todはトート、ルケーにはルキーニにプログラム上も字幕もなっているのにプログラムのキャスト紹介はフラウ・ヴォルフで曲目リストと字幕はマダムというのは非常に気になっちゃいました。
エリザベートは進化していくミュージカルだと思います。
何カ国でもの上演、新曲の追加etc
初めて買った外国のミュージカルのCD、エリザベート ― オリジナル・ウィーン・キャストとはかなり変わったなぁと思います。
しかし今回の上演でつくづく宝塚版、東宝版の良さが分かりました。
ウィーン版が悪いということではありません、それに今回は一応コンサートでしたし。
正直 日本版、というか小池版の訳詞や演出に気に入らない部分は今でもちょっとあります。
ここ、こうならないかなぁ的なこととかこれ辞めて欲しいなぁ 具体的には精神病院のシーンの檻の照明とか。
でも私は好きなんですよ日本語での上演が。
あっ そういえば 「ELJEN」 を「エーヤン」と書いてありましたよ❤
これは嬉しかったな♪…と思ったら…東宝版でも「エーヤン」だった(^^;あれーーーーーーーーーーーーーーーーー?
(宝塚版ではエーアンです、何でサイトを立ち上げる時にエーヤンにしたのか今となっては自分でも謎です)
また何かの機会にこのウィーン版の素敵な上演を観られたらと思います。
とりあえず本日千秋楽です。