はい、常に唐突な自覚がありますみちるです。
先日いわゆるリソグラフで資料を印刷しまして、そのための画像を作るのに四苦八苦しました。
ナノで色々覚書です。
書けるときに書きたいと思います。
ただ、リソグラフでの写真印刷についてなぜその表現にする必要があるかという点でこちらの投稿は残しておきたいのでそのままにします。
またスマホアプリだとこちらかな?
リソグラフとはなんぞや?
簡易印刷機です、理想科学からでている商品の多分商標だと思います(調べるのが面倒)
仕組みとしてはほとんどコピー機にしか見えない機械の中で製版して、印刷するようになっています。
ものすごく大雑把に言うと原稿をセットすると自動的に印刷するプリントゴッコみたいな感じです。
プリントゴッコがどの世代まで通用するんだろう?
公民館や福祉施設などの公共施設で有料で利用することが出来る場合が多いです。
私の知っている範囲では製版が50~100円印刷代が一枚0.5~1円ぐらいです。
一般的に11枚以上ならコピーよりお得と言われますね。
画像または色原稿からの印刷の注意
孔版印刷という方式で、簡単に言ってしまうと製版時に原稿の黒色部分にインクを通すための孔ができます。
孔の多い少ないで真っ黒っぽいかなんとなくもしかしたらグレーっぽいかという感じに印刷されます。
新聞に掲載されてる写真はそうなっていると中学校の美術で習ったなぁと思い出します。
さて、はっきり言うと、色原稿をそのままリソグラフで印刷するのは無謀です。
最低でもグレースケールに、写真グレーにしたあと明るめにすることをおすすめ、そしてできるなら網掛けをしてください。
例えばですね
いわゆる鎌倉大仏ですがコレがグレースケールだと
でも残念ながらこのように印刷されません。
そのままリソグラフにかけるとおそらくこうなってしまいます
これはちょっとがっかりな結果になっています。
だったらどうするか
集合写真や風景写真だとちょっと無理があるけどこの場合だと使えるのが
白黒化するときに「しきい値」を下げてみました。
もう少し滑らかにしたいので元の画像から「網掛け」します。
これで印刷サイズが大きいならかなり再現できる画像になりました
更に網掛け画像を再白黒化してしきい値を下げたらこんな感じになりました。
画面上ではわかりにくいですがリソグラフで印刷するとコレぐらいにしないとこの写真は判別できません(T_T)
私なりにコツをまとめると
- 画像は明るめに
- コントラストは強く
- 白黒化でしきい値を自分で触ってみる
- 網掛け(新聞化など色々表現有り)は必要
という感じになります。
今回色数が少なく形に「超」特徴がある大仏を使いましたが、実は私が思うにリソグラフでの印刷の難関は「多色刷りの地図を元にした原稿」だと思っています。
実際もともとカラーだったものを何らかで原稿にしたと思われるリソグラフなどでの白黒印刷物で全く機能していない地図を今までいくつ見たことか(T_T)
また1度地図を白黒化する必要があった時は泣きたくなりました。
グラフなども近いことが言えますが、後日また書きたいと思います。
なお今回グラフィックソフトはフリーソフトのPhotoscape(フォトスケープ)
を使いました。
多分高級なグラフィックソフトを持っていればこんな面倒なことをしないでいいと思いますが、私はお金がないのでこの方法でやっています。